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物価上昇の波は結婚指輪にも…

次々と値上げを発表したジュエリーブランド

有名なブランドが、次々と値上がりに着手しています。結婚指輪の相場は20万円〜30万円と言われていますが、近い将来もっとかかるかもしれません。
結婚が決まれば、色々と出費は重なります。そんな中での結婚指輪の値上げとなると、厳しいものがあるのも事実。ではなぜ、指輪の値上がりは起きてしまったのでしょうか。掘り下げてみました。

未だ続く暗いトンネル

避けられないのは、ウクライナとロシアの関係性です。結婚指輪の素材として大人気のプラチナ。プラチナの産出国はロシアで、世界で2番目に多い国でもあります。しかしロシアとウクライナの情勢は悪化。世界各国でロシアからの輸入も、厳しく制限されるようになりました。
日本も例外ではありません。ウクライナ情勢を受けて、ロシアからの輸出入を制限したのです。プラチナは南アフリカが世界トップの産出国になりますので、今すぐに影響が出るわけではありません。ただこのまま情勢が悪化すると、結婚指輪そのものが買えなくなるほどの価格になるでしょう。

円安の影響

円安が急激に進んだのも、結婚指輪の値段が上がっている理由になります。円安そのものは、そこまで悪いものではありません。海外に輸出している日本企業にとっては、大きなプラスになります。
問題は海外へ商品を取り寄せている企業の場合。結婚指輪の多くは、海外からの輸入品。国内ブランドであっても、プラチナやダイヤモンドは海外からの取り寄せになります。円安が響き仕入額が増えてきたため、利益を生み出すには仕方ない選択と言えるでしょう。

工夫次第でコストは抑えられます

物価上昇を受けて、結婚指輪の入手も簡単ではなくなってきました。しかし企業努力により、何とか価格を抑えて販売に踏み切っている店も少なくありません。例えば夫婦で手作りする結婚指輪の工房では、2つ合わせても10万円台から指輪が手に入ることもあるのです。
また指輪の素材やデザインに工夫を加えるだけでも、結婚指輪の価格はかなり抑えられるでしょう。値段が上がったからとはいえ、指輪を諦めるのはまだ早いです。